姫路城

9月26日の朝に道後温泉を出て、今度は神戸にむかいました。

神戸に友人がいるため、そこで会って、ビジネスホテルで1泊してから東京に帰るというスケジュールです。


その途中、姫路に立ち寄る予定でもありました。

姫路といえば、「姫路城」。

私は姫路城を一度も見たことがなかったのです。

別名「白鷺城」とも言われる美しい城、そして、世界遺産でもあり国宝でもある姫路城を一度でも目にしてみたかったのです。

そこで、これを気に立ち寄ってみようということになったのです。

ちなみに「姫路城」が「白鷺城」とよばれるのは、白漆喰総塗寵造で外観が白いためこう呼んだという説や、城のある丘が「鷺山」とも呼ばれていたからとか、城が白鷺の飛ぶ姿に見えるためとか、いろんな説があるようですね。

途中、昼くらいに丸亀でうどんを食べていたので、姫路に着いたのは午後3時くらいだったと思います。


そこそこ人が多く、駐車場もいっぱい車がとまっていましたが、満車ではなかったためとめることができました。


車をとめ、念願の姫路城を拝むときがきました。

Himejijo

とってもきれいです。

青い空に白い城。

しばらく見とれてしまいました。


Himejijo2


こっちの写真は、やや近づいて撮ったもので、角度も違います。

角度や距離によって建物の表情が違って見えますよね。

城の中に入ると、歴代城主のことや武器などの展示があります。

一番上に行くと、街を見渡せる眺めのよさ。

ただ、この日は近くでロックフェスがあったようで、上に行くにつれてハードロックがガンガンに聞こえてきました。情緒のある曲ならまだしも、風情のある城の中で聴くハードロックはちょっと悲しいものがありました。


一通り見終わって、下に戻ることにしました。

最上階は狭いので、下り階段でやや混み合っていました。

「連休中は大変だったろうな」と思いながら下におりると、入り口付近にロープが張ってあるのに気づきました。

よくディズニーランドなどにあるような行列を蛇行させるためにあるロープです。

今日は行列ができていませんでしたが、やっぱり連休のときは結構並んでいたんでしょうね。

これで、休み中の見学はすべて終了です。

このあと神戸で神戸牛の焼き肉を食べ、翌日東京に戻ったのでした。


帰宅の高速では、ほとんど渋滞にはまることなく順調に帰ることができたのが救いでした。


いろんな場所に行けて、いろんな料理を食べることができ、充実した夏休みでした。

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道後温泉

西予宇和から高速で松山まで行きました。

そこから道後温泉にむかいました。

週末に東京へ帰るので、最後にゆっくり温泉につかることにしたのです。


私も何度か愛媛には来てますが、道後温泉は初めてです。


ホテルに着くまでの道で、浴衣で歩く人を見かけました。

この町は、浴衣で歩けるようで、雰囲気のいいところというのが第一印象です。

私たちもホテルについて、まず軽く温泉に入ってから街を散策することにしました。

最初は道後温泉本館に行ってみました。

Dougoonnsenn

1894年建築というこの建物は、国の重要文化財にもしていされているそうです。

由緒あるたたずまいは、映画「千と千尋の神隠し」に出てくる湯屋のようです。

中も入ってみたかったのですが、今回はとりあえずおあずけです。
ゆっくりするためにも、温泉は泊まる宿だけにしようということにしてありました。
またの機会に入ってみたいですね。


Dougoonnsenn2

せっかくなので、道後温泉本館の前で写真を撮ってもらいました。

外見だけでも本当に素敵なところです。


その後、近くの商店街やホテルなどを見ながら自分たちのホテルに戻りました。

全体的に活気があり、ホテルなども真新しくきれいなものもたくさんありました。

活気のある温泉街は見てまわるだけでも楽しいですね。


一通り散策し終わったら、後は部屋でのんびり過ごしました。


Dougoryourijpg

夕食は、魚の煮付けや刺身・鍋物などが上品に盛られて出てきます。

鯛飯は一人分ずつテーブルの上で炊きあげるようになっています。


たくさん食べて、のんびりして、ここにきて旅の疲れがとれたように感じました。

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高知から愛媛へ

ホテルに戻って夕食です。

Ahizurionnsennkyo

刺身の舟盛りや海鮮鍋などが出てきて、とりあえず量がたっぷり。

写真にあるのが2人分で、この後も暖かい茶碗蒸しやご飯などがきたのでお腹がいっぱい。

半分食べたかどうか。

魚は新鮮で美味しかったですが、量はもうちょっと少なくてもよかったかも。


次は愛媛にむかいました。

愛媛の愛南町というところに親戚がいるので、そこにお土産を届けつつ、近くの漁協でお昼ご飯を食べる予定です。

親戚は昼間は仕事でお留守ということだったのでお土産を置いて、早々と漁協にむかいます。


昼くらいだったので市場は閑散としていましたが、お店はやっているようだったのでホッとしながら車をおりました。

「愛南漁協市場食堂」(南宇和郡愛南町鯆越166−4)というところで、深浦漁港で水揚げされたカツオを食べられるということで来てみたのです。

しかも、早朝釣ったカツオを冷凍せずにその日に水揚げするという「日帰りカツオ」が食べられるのです。

そこで二人で「かつおの刺身定食」と「かつおのたたき定食」を1つずつ注文してみました。


まずはかつおの刺身定食がきました。

Katuosasimi

かつおの刺身とご飯・味噌汁・漬け物・アジのフライがついていて定食としてはボリュームがあります。

Katuosasimi2

刺身を一切れ食べてみると、今まで食べたカツオとはまったく違う物でした。

食感は新鮮な鯛などの白身魚のようなもので、身が締まっていてプリプリしていました。
弾力があり、赤身特有の臭みもまったくなく、今まで食べたカツオがカツオじゃないような感覚になります。

とれたてで、一度も冷凍していないものがこれほどの違いがあるものとは…。

感動です。

しばらくたって、かつおのたたき定食がきました。

Katuotataki

たたきのアップです。

Katuotataki2


やはり、こっちも美味しい!


それから、ここのしょうゆは甘みがあるものでした。

刺身に使うしょうゆもそうですが、たたきのポン酢醤油も甘みがありました。

味噌汁も白味噌を使っていて、甘い味噌汁です。
私は気にならなかったのですが、主人はちょっと苦手だったようです。


お目当てが順調に食べられて、本当によかった。

しかも、初食感のカツオ。また食べたい!


そう思いながら、今度は松山を目指します。

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足摺岬へ

9月24日。

この日は朝7時くらいに起きて、出発です。


今度は四国に渡る宿毛フェリーに乗るために、10時くらいまでに佐伯に行かなくてはいけなかったのです。

佐伯のフェリー乗り場にいき、受付をすませ、乗船まで時間があるので市場に行ってお昼ご飯を買うことにしました。

そこは市場というより、鮮魚・野菜・乾物などが置いてあるおみやげセンターのようなところでしたが、そこでアジやサバを使った寿司などを購入。

本当はおみやげを買いたいところですが、生鮮食品を買うにはまだ早いのであきらめました。

船は11時くらいに出発して、2時過ぎくらいに愛媛県の宿毛につきました。

3時間も船に乗りますが、きれいな景色であっという間の船旅です。


宿毛に着くと、今度は足摺温泉郷にむかいます。

今日はそこのホテルで宿泊です。

Asizurinomati

高台にあるホテルでやはり海が見えるところでした。

写真はホテルの窓からの眺望です。


ここも16時くらいについたので、まずは足摺岬を見に行くことにしました。


四国には何度か訪れているので、四国最南端の足摺岬にも一度は来てみたかったんです。

岬まではまず下りの階段や坂道をしばらく歩き続けます。

その途中、「白山洞門」を目にします。

Hakusandoumon

これは花崗岩が荒波に削られてできたもので、規模は日本一だそうです。

Hakusandoumon2_2

ここを後にして、しばらく階段の上り下りをつづけていると、ようやく灯台が見えてきました。


Ashizurimisaki

これが足摺岬にそびえ立つ灯台です。

青い空に白い灯台がよく映えます。

そして、灯台から横の道を進むと海が見晴らせます。

足摺岬からは270度の水平線が見えるといわれていますが、とてもきれいです。


また断崖絶壁と荒々しい波がまた迫力があってかっこいいんです。

Asizurinoyuhi

270度の水平線は撮れなかったので、かわりに夕日をバックに崖を撮ってみました。(主人が)


観光を済ませ、ホテルまで帰るころにはいい感じにお腹がすいてきました。

この日もホテルでの食事です。

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別府温泉

確かチェックインの少し前(15時前くらい)に別府温泉に着きました。

そこで、チェックインの時間まで少しロビーで待つことに。


私たちが泊まったのは海沿いのホテルでしたが、まわりにも温泉宿らしいホテルが軒を連ねています。

連休中は温泉宿の予約が取れなかったため、ビジネスホテルであわただしく過ごしてきましたが、今日からはちょっとゆっくりめに過ごせます。


15時になり部屋に案内してもらうと、旅の疲れを癒すためにまず温泉に入ることにしました。

温泉はいいものですね。

時間が早いので、貸し切り状態でした。


温泉に入ってもまだ夕食まで時間があるので、着替えて街を散歩がてら歩きに行きました。

今度は夕食の心配をする必要がないので、街を歩いていてもなんだか気楽です。


街を歩き回って部屋に戻ると、夕日が!

Beppunoyuhi


海側に窓があるので、とても見晴らしがいい部屋だったのです。

夜には漁り火も見えて、風情がありました。

景色のいい部屋は、とくに心が落ち着きますね。

そういえば温泉も海側がガラスになっていて、海がよく見えました。


夜7時くらいに夕食。

Beppuonnsenn


刺身や焼き魚などはもちろん、豊後牛のステーキもでてボリュームのある食事でした。

じっくりと時間をかけて食べられ、なんだか安心できるひとときでした。


それから、部屋に1台マッサージチェアーが置いてあったのが、私としてはうれしかったぁ。

3回くらいは使いました。


そんなゆったりした時間を別府では過ごしていました。

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柳川

9月23日、今度は鹿児島から高速でいっきに大分まで行きます。

そこで途中で高速をおりて昼ご飯を食べることにしました。

選んだのは柳川で、うなぎのせいろ蒸しを食べることに決定。


店が混んでるかもしれないので、早くホテルを出発して12時前には店につきたいと思い、この日も早起きしたような気がします。(連休中は連日6時くらいに起きています)


柳川に着いたときは11時30分くらいだったと思います。

予定通り、12時前にお目当ての店「元祖本吉屋」(柳川市旭町69)に到着。

店の前は駐車場があり、何台かのスペースがあいていました。


「これはいけるかも」と思い入ってみると、受付の人が予約の人を相手にしているため、しばらく待っていました。


しばらくして、他の従業員に気づいてもらい、靴を店内にある靴箱に入れるよう指示を受けます。
そのまま少し二人で待っていると、奥のお座敷に通されました。

広めのスペースで、結構テーブルは埋まっていましたが、いくつかあいているテーブルもあって満席ではなさそうでした。


順調に店に入れたことにホッとしながら注文をすることに!

私が「せいろ蒸し定食」3200円で、主人が「特せいろ蒸し定食」3700円。


最初にきた料理はうなぎの酢の物でした。

Unaginosunomono2

うざくとかは知っていますが、このように錦糸卵とうなぎだけの酢の物は初めて食べました。

うなぎは香ばしく、柔らかい酸味の合わせ酢のおかげでとてもさっぱりいただけます。

錦糸卵はうなぎにも酢の物にもあっていました。


酢の物とお茶をいただきながら談笑していると、ほどなくしてせいろ蒸しと肝吸いがきました。


Unagiseiromushi

テーブルにあげる直前に蓋をあけるので、湯気がたくさんたっていてなんとも美味しそう。

一口食べてみると、肉厚のうなぎがやはり香ばしく焼き上げられ、かつ蒸されているのでとても柔らかい食感。ご飯にはタレとうなぎのうまみがしみていて、これもまた美味しい。

ご飯にはほとんど全部にタレがしみこんでいるため、かなりボリュームある一品でした。

肝吸いも肝も美味しく、お出汁もいいダシが出ていて上品な味付けがホッとする味でした。

店は老舗だけあって、古いたたずまいですがこぎれいで落ち着くような和式の造り。

女性従業員がせっせと働いている姿は心地よさを感じます。


久々にゆったりした食事ができて、しかも料理もとても美味しく満足のいく昼食でした。


柳川といえば川下りも有名ですが、私たちは車の中から川や船などを見かけて、それで良しとしました。

車の中からでも、この町の風情のある情景を楽しむことができましたよ。


ということで、この後はあわただしいですが大分の別府にむかいます。

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鹿児島の夜

知覧から鹿児島市内にあるホテルにつきました。


連日におよぶ混雑を想定し、今度は6時くらいには店に入ろうということで早めにホテルを出ました。

早く飲んで、飲み足りなかったらホテルで飲み直そうという作戦です。


近くに繁華街があり、雑誌などで取り上げられている店などもあるので、それを目当てに行きました。

ところが、またもやそういうお店は大行列。

何店舗か見てみても、やはり雑誌やブログなどに載っている店は混んでいるのです。(5時30分が開店でまだ6時前なのに!)

「宮崎の悪夢が再び!!」

と思いましたが、飲食店はたくさんあります。

雑誌などに載っていなくても美味しいお店はあります。

私はとりあえず鹿児島の黒豚料理が食べたかったので、店の雰囲気や店先のメニューで鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶがあるところを選んで入りました。

(目当ての店でもなく、混まないうちにと急いで入ったので店の名前は忘れてしまいました。)


ここでとりあえず、きびなごの刺身と鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶを注文。


200909221823000

きびなごは、九州や四国などではスーパーなどでも刺身が売られているのを見かけます。

東京の方ではあまり見かけないので、つい手を出してしまいます。

見た目もきれいだし、さっぱりしていて美味しい。

200909221823002

鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶは、しゃぶしゃぶといっても鍋の中のだしにはわりとしっかり目に味がついています。

加えてタレもつけて食べるようです。

豚肉を寄せ鍋風の味付けがされた鍋でしゃぶしゃぶしてみると、薄く味がついてそのままでも美味しかった。むしろ、肉の味が引き立つような…。

ついていたタレはポン酢だったと思いますが、そのまま食べたりタレをつけて食べたり、いろいろ楽しみながら食べることができました。


たぶん8時前くらいだったと思いますが、店を出ようと会計を済ませていると、店先には行列が…。

「やっぱり早く来てよかった。」

店の人に聞いてみると、今日(9月22日)はまだましだそうです。昨日(21日)までがすごい混んでいたそうです。

高速代1000円の経済効果はすごいものです。

あと、大型連休もすごい!


料理も美味しかったし、今日はお預けをくうこともなかったので、今日は気分良く二人で街を散策してからホテルに戻りました。

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鹿児島へ

気を取り直して、22日は宮崎から鹿児島へ出発。

まずは枕崎に、主人の会社で撮影をさせてもらったことがあるカツオ節の工場があるということでそこにむかいました。

ただ、連休中ということもあり、ほとんどがシャッターがおりていて見つけることができませんでした。

そこで、私が行きたかった「丸久」に行ってみました。

ここはテレビなどでもたびたび紹介される「本枯節」の店で、HPでチェックして電話番号などもメモって行きました。

Maruhisa

ついてみるとシャッターが下りています。そこで電話してみると「庭から入ってきてください」

「庭?」と思いつつ、車を停めていると中から奥さんが出てきてくれました。

二人を中に案内し、カツオ節の作り方や作っている行程のカツオ節を見せてくれたりと至れりつくせり。

おまけの削り節の小さいパックをくれたり、削りたてのカツオ節を食べさせてくれたりしてもらいました。その削りたてのカツオ節のおいしいことといったらありません。塩っけがあって、そのままでも美味しいのです。ちょっとしたおつまみにもいいですね。

私たちはカツオ節を3本購入。

帰ってから削るのが楽しみです。

その後、枕崎近辺の飲食店を探しましたが、混んでいたり予約で満席だったり、仕出しのため1時で閉店だったりと、結局どこにも入れずじまい。

次に行く知覧で昼食をとることにしました。(この旅では本当にご飯のお預け状態が多かった)

しばらく車を走らせ知覧に到着。

知覧特攻平和会館や武家屋敷近辺の飲食店を探しましたが、どこも駐車場にいっぱい車がいるので、間くらいにある普通の中華屋さんらしき店に入りました。

私はチャーシュー麺で主人がカレーライス。

ラーメンは中華屋さんなので、普通のしょうゆベースのものかと思ったら、ほぼ熊本ラーメンに似たラーメンでした。

200909221349001

主人にもわけてあげながら、完食。

さっぱりしたタイプのとんこつラーメンはやっぱり美味しくて好きです。

その後、知覧特攻平和会館を訪れました。

駐車場にも車がいっぱいでしたが、中はやっぱり大混雑。

しかも小さい子供連れが多く、かなりにぎやか。

戦死した方々の手紙の展示や、ゼロ戦の展示などで時々目頭が熱くなることもありましたが、あまりのにぎやかさに少々興ざめ。混んでいるので、なんとなく全体を見ながら、視聴覚室での映像を見ることにしました。

ここでは戦争についての説明や代表的な戦死者からの手紙を紹介。兄弟や奥さん・親などにあてた手紙が紹介され、涙がでることも。

ただ、この中でも携帯の音が鳴り響き、子供のなき声があちこちからして、そのたびに現実に引き戻されました。たった15分くらいの映像も静かに見れないなんて、どういうことなんでしょう。携帯はマナーモード。子供が泣いたら、視聴覚室からでるというマナーを守りましょう。

視聴覚室を出た後も、展示室で子供の泣き叫ぶ声を聞きつつ、主人と一緒に少々あきれながらココを後にしました。

今度はもっと静かなときにここに来てみたい。心からそう思ってしまいました。

知覧。

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宮崎にて

2時半くらいに延岡にある洋食屋に到着。

ここは「おぐら」というお店で宮崎県に数店舗あるお店です。

私たちは「おぐら大瀬店」(宮崎県延岡市大瀬町1-3-2)

そこで宮崎名物のチキン南蛮を注文しました。

もも肉と胸肉を選べるのですが、私は胸肉を注文。

主人がチキン南蛮(もも肉)・エビフライ・ハンバーグのミックスを注文していたので、チキン南蛮を一切れずつ交換しました。

200909211455001

感想は、一言でいうとボリューム満点。

ブログやグルメサイトで見て想像はしていましたが、結構こってりで甘めですね。

鶏はもちろん揚げた上に甘辛い(もちろんすっぱさもある)タレにつけてあり、タルタルは東京で食べるようなものではなく、おそらくマヨネーズに甘辛いタレを混ぜたような味で、二つ合わせるとかなりパンチの強い味です。

でも、肉質は柔らかく美味しいと思います。

もっと若い頃に食べていたら、ぜったいに完食できたと思います。

量も多いので、多少残させていただきつつ、東京で出ているチキン南蛮はかなり味をかえているものだと考えつつ店を出ました。

連休中はこの店は3時から5時まで休憩を取る旨が店先の看板に出されており、私たちが店を出るときに来た観光客を断っていました。あらかじめHPなどで告知していればいいのになぁと、また余計なことを考えながら車に乗り込みました。

その後、宮崎駅近くにあるホテルに向かって出発。

宮崎はほとんど高速がないので、ちょっと時間がかかりました。(多少有料道路があります)

夕方にホテルに着き、18時すぎか19時くらいに近くの繁華街に食事にでました。

ここでは宮崎地鶏のもも焼きが目当てです。

たくさんあるということで、本にのっている所じゃなくても、どこかに入れるだろうと思っていました…。

ところが、本やHPに乗っているところはもちろん、他の宮崎地鶏を売りにしている店も全部「満席」や「予約でいっぱい」と断れ続きました。

しかもお店の人も連休中忙しさ続きのためか、主人に対する対応が悪かったらしく、だんだん主人の機嫌も悪くなる始末。

30分くらい、ウロウロしていろんな店に聞きまわったあげく、ようやく1件のお店に入ることが出来ました。

鶏料理の店というより、洋風居酒屋などの類なのでとくにお店は紹介しないことにします。

ここではカウンター席に案内されました。

オープンキッチンで、目の前が刺し場と、焼き場(炭火)でした。

入るときに焼き物(鶏のもも焼きなど)が注文が殺到していて時間がかかるという説明を受けていたので、仕事の様子を見ていました。

鶏はまず1枚を丸のまま炭火で焼き、ある程度焼いたら火からはずして時間を置き(たぶん余熱で中まで火を通すため)、それから細かく切って炭をからめるように焼いて鉄板にのせてお客に出すようです。

それが、焼き場の担当者は1枚の鶏肉を焼いた後、時間をおく間、物を食べたりボーッとしていました。

注文が殺到しているなら、焼き網をあけておかないでローテーションで焼けばいいんじゃない?しかも、連休中込むのを予想して、ある程度焼いておくとかしないの?

などと、目の前の調理人のだらしなさにややイラつきを覚えつつ、隣の主人に気を使って他の話をしていました。ただ、注文したものがなかなか来なかったので、二人とも厨房を見ずにいられないんです。

しばらくして来た鶏肉は美味しかったのですが、やる気のない調理人を目の当たりにしてトーンダウンした二人はホテルに帰って飲みなおしたのでした。

連休中異様に混んでいて大変かもしれませんが、この街の飲食店の人たちはそれを顔に出さない接客を心がけたり、混雑に対応できる仕込をするなど、もっと対応を考えたほうがいいのではないでしょうか?しかも連休3日目なので、もっと前日までの状況で学ばなくては!

と、色々飲食店で働いた経験のある私は考えてしまいました。

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熊本城・阿蘇山・高千穂峡へ

21日は、朝7時くらいにはホテルを出ることにしていました。

というのも、連日車の量も多いし、観光地は行列だらけなので早め早めの行動にしないと怖いという話でこういうことになりました。

お休みなのに、6時起きはつらい!

当日はちゃんと6時くらいに起き、身支度を調えていると、なんだか外が騒がしい。

窓からのぞいてみると、近くにある商店街でお祭りをしていて、その声と参加団体を紹介するアナウンスの声でした。

まだ7時前なのに、なんて早い祭りなんでしょう。

もしかしてリハーサルなのかもしれませんが、「火の国熊本」はなんに関しても熱いのだろうか。

ホテルでの食事も済ませ、予定通り7時くらいに出発。

時間的余裕がなかったので、熊本城は周囲を車でまわってよしとしました。

下の写真は、そのときに車の中から撮った熊本城です。

Kumamotojou_2

今日はこれから阿蘇山を通り、高千穂峡を見て、それから宮崎にむかいます。

阿蘇に行くまでは車の渋滞もなく、結構順調でした。

ほどなく阿蘇の大地に到着。

下は阿蘇にある「米塚」です。

神話では阿蘇開拓の神が米を積み上げてできた山と言われているそうです。

Komeduka_3

続いて見えてきたのは「草千里ヶ浜」です。

Kusasennrigahama

ここは直径約1キロの草原で、散歩する人や乗馬をする人がいっぱいいました。

この千里ヶ浜の駐車場に入る車が道路で立ち往生していたので、少々渋滞気味になってきました。

ただ駐車場をすぎたら一度はすきましたが、前方で渋滞が見えてきました。

先のほうで右に曲がるためにその先が見えませんが、角に差し掛かる辺りでUターンする車がちらほらいて、少々嫌な予感がしてきました。

それでも渋滞の中に身をまかせていて、ようやく曲がり角まで来て見るとものすごい車の列。

これはロープーウェーや展望所に行くための渋滞らしい。

おそらく2~3キロくらいのまっすぐでゆるやかな上り坂を、車がびっしりと列を作っています。

駐車場に入れない列らしく、少しずつしか動きません。

「これは無理」ということで私たちもUターン。

写真は霞がかっていてあまり見えなかったのでアップしませんが、肉眼では火口から煙があがっているのがみえたので、これも私たち的には観光をしたこととして次に向けて出発しました。

次の目的地、「高千穂峡」。

ここも近くの駐車場はほとんど満車でしたが、少し離れた駐車場に停めることができました。

特徴的なのはここの駐車場はどこも無料。

そのせいか私たちが停めた駐車場はただの砂利の広場に勝手に停めるという形式なので、無駄が多く、本来ならもっと停められる感じのものでした。有料にして整備をすると効率がいいのではないかと、余計なことを考えてしまいました。

それはさておき、少し離れているのでシャトルバスか少々歩くかという選択に迫られましたが、シャトルバスは例によって行列が出来ています。

私たちは歩きを選択。

歩道をしばし歩くと、渓谷に続く階段を下りていきます。

すると、下の写真のような光景が…。

名称天然記念物となっているだけあって、きれいで迫力があります。

しかも、結構暑い日だったのに、ここを歩いていると涼しい…。

Takatihokyo

ただ、人が多い。

写真奥のほうの人の列が見えるでしょうか?

私たちは時間のこともあり、高千穂峡をすべて歩ききらずに戻ることにしました。

下ってきた階段をゼイゼイいいながら登っていると、所々で年配の方が「きつい」ということをいいながら休んでいました。

確かにきつい。私たちでもちょっとつらいので、年配のかたはシャトルバスを使わないと大変だろうなと思いつつ、駐車場にたどりつきました。

あわただしいですが、次は宮崎の延岡に昼食を食べに出発です。

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